今回は、2024年 10月5日(土)~ 令和6年10月6日(日)で開催されている 「八重山の産業まつり」に参加してきました。まつりの状況や、気になった展示、商品など紹介させていただきます。
八重山の産業まつりとは?
八重山の産業まつりは、地域の伝統文化や産業を広く紹介し、地域の魅力を発信する大規模なイベントです。この祭りは、八重山地域で生産される農産物、海産物、工芸品など、多彩な産業を一堂に集めた展示や販売が行われ、地元の職人や生産者とのふれあいを通じて、八重山の豊かな自然と伝統に触れることができます。
会場は、石垣市中央運動公園総合体育館 メインアリーナでひらかれていて、クーラーも効いて涼しい環境です。
祭りでは、地元の特産品を使った料理の試食や、伝統芸能の披露、体験型ワークショップも数多く開催され、観光客から地元住民まで幅広い層が楽しめる内容となっています。
八重山地域の物産
八重山諸島の最西端に位置する日本最西端の島、与那国島のブースでは、島の泡盛や、花酒を紹介されていました。
「花酒(はなさけ)」は、沖縄県八重山諸島の与那国島で特産されている高濃度の泡盛の一種です。花酒は、一般的な泡盛とは異なり、アルコール度数が非常に高く、通常60度前後になります。この高い度数は、泡盛の製造過程で特別に蒸留されたものであり、与那国島以外ではほとんど見られない独自の酒です。
「花酒」という名称は、蒸留酒の「初留(しょりゅう)」、つまり最初に蒸留される部分を「花」と呼ぶことに由来しています。この部分はアルコール度数が最も高く、特に香りが豊かであるため、「花酒」と名付けられています。
面白かったのは、PAG-ALIS(パグアリス)」というパクチーの種を用いたスパイスですね。
与那国島でとれたパクチーの種を用いて、いくつかの調味料をブレンドしているそうです。
実際なめてみなしたが、辛みが強いですが独特の風味があって、肉料理などのあいそうな印象です。
石垣島の品々
開催地の石垣島からも酒造メーカーさんなどを中心に、いろいろな出展をされていました。
1949年創業の石垣で有名な泡盛の酒造会社 請福酒造(せいふくしゅぞう)さんのブースでは、商品の数々に加え、輪投げブースを開いていて 一回500円で5本、輪を入れれば泡盛をもらえるというゲームを行っていました。
泡盛、八重泉で有名な、八重泉酒造(やえせんしゅぞう)さんも出展されていて。
八重泉酒造さんの商品では、バタフライピーという、マメ科植物「チョウマメ(Clitoria ternatea)」の花から作られる天然のハーブですね。
それを漬け込んだリキュールがユニークで。
これでカクテルを作ると、石垣の海のような、鮮やかな青い色を楽しめるそうです。
八重山の産業まつり出展方法
主催、事務局は石垣商工会の方々で
対象となるのは、八重山地区で生産・製造・加工を行っている事業者で、農産物や水産物、惣菜、調味料、菓子、飲料、工芸品(織物、焼物、木工製品、アクセサリーなど)や化粧品など、多彩な商品を扱う企業・団体・個人。
参加資格は、原則として石垣市、竹富町、与那国町の商工会に加盟している事業者ですが、それは絶対条件ではなく、主催者が認めた場合には参加可能とのことで、気軽に相談してくださいとの話しでした。
参加費は、室内15,000円、室外は、20,000円。(2024年事績として)
内地の展示会などでは、数十万がざらななかで、規模感や、にぎわってる印象からは、かなりお得な、出展料ではないでしょうか?
基本毎年開催だそうなので、興味あるかた、ぜひ足を運んでみてください。
コメント